アンソニー・エドワーズのダブルチームの“教材”はルカ・ドンチッチ「戦略がすごく勉強になる」

ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズは、リーグを代表するスター選手に近づいている。その中で、3歳年上のルカ・ドンチッチのプレイを参考にしているという。NBAを幅広くカバーするディーン・ムーア記者が伝えた。 2020年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたエドワーズは5年目の今季、ここまで65試合に出場して平均27.2得点、5.9リバウンド、4.6アシスト、3ポイント成功率40.6％をマーク。3年連続オールスター出場、昨季はオールNBA2ndチームにも選出された。 今年1月、エドワーズは相手チームのダブルチームにフラストレーションを抱えていた。パスが多くなることに関して「もちろん、僕が望むプレイ方法じゃない。まだ23歳だし、一晩中ずっとパスをし続けたくはない」としつつ、「僕は得点するために生まれてきた。でも、守られている状況を考えると、そう（パス）するしかないと思う」と複雑な胸中を吐露していた。 その中で、改めてダブルチーム対策への成長を問われたエドワーズは、「特にルカのことはよく見ている。彼のダブルチームの攻め方を見ていると、プレイのペースこそ違えど、その戦略がすごく勉強になるんだ」と笑顔を覗かせた。 決してスピードに頼らず、緩急やテクニックを駆使して、相手を翻弄するドンチッチの存在が刺激になっているようだ。

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