ロサンゼルス・レイカーズのオースティン・リーブスはレブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチに次ぐ“第3の男”としてチームを牽引している。『ロサンゼルス・タイムズ』のダン・ウォイク記者は、成長著しい26歳を高く評価している。 2021年にオクラホマ大からドラフト外でNBA入りし、レイカーズと2WAY契約を結んで這い上がったリーブス。4年目の今季はここまで58試合に出場して自己ベストを更新するペースの平均19.2得点、4.4リバウンド、5.9アシスト、3ポイント成功率36.4%をマークしている。 日本時間3月15日(現地14日)に敵地で行われたデンバー・ナゲッツ戦では、37得点(フィールドゴール13/26、3ポイント4/10、フリースロー7/7)、8リバウンド、13アシスト、4スティールの成績を残した。126-131と敗れて「負けるのは最悪だ」と悔しさを滲ませつつも、この数字を過去に叩き出したのは同僚であるドンチッチとジェームズ、マイケル・ジョーダン、ラリー・バード、ピート・マラビッチ、バーナード・キング、ケニー・アンダーソンと7人しかいない。 ウォイク記者は、リーブスについて「もう驚くのはやめる時が来たのかもしれない」「レイカーズのビッグ3の3人目として間違いなく君臨している」と言及。リーブスは2WAY契約だった時代から、「不思議なことにずっと自信があった」と明かしている。 「常に言っているように、僕はただ正しいプレイをしようとしているだけだ。シュートが決まれば、いい感じになる。シュートが決まらないと、みんなが僕を叩こうとする。ロッカールームの全員が勝つためにやるべきことをやった。でも残念ながら、僕たちは勝てなかった」 ナゲッツ戦こそ落としたが、リーブスは今、間違いなく最高のシーズンを過ごしている。