かつてフェニックス・サンズなど計6チームで活躍したオリバー・ミラーが逝去したと、NBA選手会が明かした。享年54。 ミラーは1992年のNBAドラフト、1巡目22位でフェニックス・サンズに指名されNBA入り。その後、デトロイト・ピストンズ、トロント・ラプターズ、ダラス・マーベリックス、サクラメント・キングス、ミネソタ・ティンバーウルブズでプレイした。NBA9シーズンでの通算成績は、平均7.4点、5.9リバウンド、1.5ブロックを記録。1993年にはNBAファイナルを経験している。 2000年にNBAを離れてからは、ポーランド、プエルトリコ、中国、アメリカ国内のマイナーリーグで活躍。33歳で迎えた2003-04シーズンにウルブズで復帰すると、48試合で平均10.5分プレイした。その後もマイナーリーグを転々とし、2010年に現役を退いている。 206cm、127㎏で登録されていたミラーだが、キャリア後半はかなり体重が増えていた。また、引退後はガールフレンドの弟をピストルで殴ったとして、懲役1年の実刑判決を受けている。 2020年からはフェニックスで、孫と過ごしていると報じられていた。