ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、前人未到のキャリア通算4000本の3ポイントシュート成功まで目前に迫っている。『NBA.com』のブライアン・マーティン記者が、これまでの偉業を振り返っている。 2009年のドラフト全体7位指名でウォリアーズ入りしたカリー。日本時間3月7日(現地6日)のブルックリン・ネッツ戦終了時点で、通算1010試合に出場して計3989本の3ポイントを成功させている。 カリーは2021年12月14日、通算2974本目の3ポイントを沈め、レイ・アレンが保持していた記録を破り、通算3ポイント成功数のNBA記録を更新した。史上初の通算3000本成功も達成し、その数字は3989本まで伸ばしてきた。 マーティン記者は「全てのシューターはスランプに陥ることはあるが、カリーは3試合連続で3ポイントシュートを1本も決められなかったことはない」と紹介している。 カリーは通算1010試合のうち967試合で最低1本の3ポイントを成功。この95.7%という率は、50試合以上プレイした選手の中で歴代1位だという。NBA史において計967試合でプレイした選手自体が186人しかおらず、ましてや3ポイントを決めた試合数がその数に及ぶという次元の違いを見せつけている。 さらに、カリーは少なくとも1本の3ポイントを決めた試合の連続記録(2018~23年の5シーズンで268試合)を保持しているだけでなく、2番目に長い記録(157試合/14~16年)も保持しており、新たなマイルストーンを達成するのも時間の問題だ。