デンバー・ナゲッツは日本時間3月8日(現地7日)に本拠地で行われたフェニックス・サンズ戦で、最大21点リードを奪いながらオーバータイムに持ち込まれた中で149-141と勝利を飾った。大黒柱ニコラ・ヨキッチの記録づくしの大活躍に注目が集まっている。 ナゲッツは21点差をつけながら、第4クォーターにケビン・デュラントに同点3ポイントシュートを決められ、試合はオーバータイムへ。その後はヨキッチらの活躍でサンズを突き放し、149-141で白星を手にした。 最終的に、ヨキッチは45分間プレーして31得点、21リバウンド、22アシストをマーク。今季29回目、通算159回目(歴代3位)となるトリプルダブルとなったが、30得点、20リバウンド、20アシスト以上でのトリプルダブル達成はNBA史上初の快挙だという。 15得点、15リバウンド、15アシストは今季7回目で1シーズンの記録としてはオスカー・ロバートソン(1961-62シーズン)と並んでシーズン最多タイ。センターの22アシストはNBA記録となった。 『ESPN』によれば、ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「ニコラ・ヨキッチは唯一無二の存在だ。30-20-20を初めて達成した選手、彼のことを説明できない。このリーグにおいて唯一の存在になった事実は、多くのことを物語っている。このリーグにはいい選手がたくさんいるが、私の意見ではニコラは別格だ」とエースを称賛していた。