「もっといい取引をするべきだった」 元筆頭オーナーのマーク・キューバンがルカ・ドンチッチのトレードに言及

所有していたダラス・マーベリックスの株式の過半数をラスベガスのカジノ王ミリアム・アデルソンらに売却し、現在は小口オーナーとなったマーク・キューバンが、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)のトレードに関して『WFAA』の独占インタビューでコメントした。 キューバンはトレードについて「もちろん」不満だったと述べた。その理由として、ドンチッチを放出したことよりも、取引で得たものに納得がいっていないという。 「もしマブスがルカをトレードするなら、それは仕方ない。ただもっと良い取引をするべきだった。アンソニー・デイビスに失礼なことを言うつもりはないが、もし我々がプロテクトされていない1巡目指名権4つとデイビス、マックス・クリスティを獲得していれば、まったく違った話になっていただろう」 先のトレードでは、デイビス、クリスティと2029年のNBAドラフト1巡目指名権だった。キューバンとしては、1巡目の指名権があと3つはあるべきだったというのだ。 ニコ・ハリソンGM(ジェネラルマネージャー)は、ミネソタ・ティンバーウルブズへアンソニー・エドワーズに関する問い合わせをした後、レイカーズに的を絞ったと言われている。もし他チームにも間口を広げていれば、より良い条件を引き出すこともできたに違いない。 もし自分がまだ筆頭オーナーであったらドンチッチをトレードしたかと尋ねられたキューバンは、「その話はしない。関係のないこと」と言及を避けている。 なお、キューバンは2004年にフリーエージェントとなったスティーブ・ナッシュが、マーベリックスからフェニックス・サンズへ移籍した時のことを述懐している。 「スティーブ・ナッシュが去り、その後MVPを2回獲得したように、私は同じような経験をしている。良かったのは我々がその後NBAファイナルに進出し、優勝したことだ。私は(今のマーベリックスと)似たような経験をしたが、当時はSNSが発達していなかったからね。誰でも間違いを犯すもの。私が思うに、マブスが現在抱えている最大の課題は積極的にコミュニケーションを取る人がいないこと。何をするかというよりも、なぜそうするのかをどのように伝えるかということが重要なんだ」 ドンチッチのトレード後、マーベリックスはデイビスが新天地デビュー戦で負傷し、先日はカイリー・アービングも大怪我を負ってしまった。苦しい戦いが続くが、組織として一致団結することができるか。

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