日本時間3月5日(現地4日)、ダラス・マーベリックスはカイリー・アービングが左膝前十字靭帯を断裂し、今季残り試合を欠場すると発表した。アービングは前日に行なわれたサクラメント・キングス戦の第1クォーター途中で同箇所を負傷。当時チームは捻挫と発表していたが、さらに検査を行なったところ前十字靭帯断裂が判明した。 アービングは今季50試合に出場。リーグ全体でも、今季平均20点以上(24.7)、3ポイント成功率40%以上(40.1)、フリースロー成功率90%以上(91.6)を達成している唯一の選手だった。『ESPNリサーチ』によると、アービングの14年に及ぶキャリアの中で、これらを達成または上回ったのは5シーズン目になるという。 アービングは自身のInstagramを通して関係者やファンに感謝を述べるとともに、「復帰へのプロセスはすでに始まっている」と語った。 キングス戦までの直近10試合で、アービングは平均39.3分プレイしていた。これはルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズにトレードした直後からのもので、2月5日(同4日)から3月3日(同2日)までの出場時間としてはリーグ最多だった。 アービングは2023年に3年1億2600万ドルという契約を結んでおり、契約最終年となる2025-26シーズン(4300万ドル)はプレイヤーオプションとなっている。 マーベリックスはアービングだけでなく、ドンチッチとのトレードで加入したアンソニー・デイビス、デレック・ライブリー二世、ダニエル・ギャフォード、ケイレブ・マーティンも負傷離脱中だ。さらにキングス戦では、ジェイデン・ハーディーも第3クォーター途中に右足首を捻挫してしまった。