ゴールデンステイト・ウォリアーズは、日本時間2月28日(同27日)に敵地で行われたオーランド・マジック戦で121-115と逆転勝利を飾った。チームを5連勝に導いたステフィン・カリーへの称賛を『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者が伝えている。 ウォリアーズは第1クォーターからリードを許し、最大17点差をつけられたが、第3クォーターにエースのカリーが大爆発。同クォーターだけで1人で22得点を叩き出し、これはマジックのチーム全体(21得点)を上回る数字だった。 結局、カリーは2021年1月3日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦でマークしたキャリアハイの62得点には及ばなかったものの、今季自己ベストの56得点(フィールドゴール16/25、3ポイント12/19、フリースロー12/12)、4リバウンド、3アシスト、2スティールを記録。チームを逆転勝利に導いている。 『ESPN』によれば、カリーが1試合で3ポイントシュートを10本以上成功させるのはキャリア26回目。第2クォーターのラストプレイではハーフコートから56フィートのブザービーターを成功させたが、ドレイモンド・グリーンは「ボールが彼の手を離れた瞬間、(3ポイントが)入ったと思った」と語っている。 また、カリーの1試合50得点以上は歴代7位タイとなる通算14回目。30歳以上で50得点以上9回は歴代最多だという。 ウォリアーズの指揮を執るスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「我々は慣れているが、観ていて飽きることはない。マジックファンでさえ、彼が史上最高のシューターであり、最高のパフォーマンスを見せる選手の1人を目の当たりにしていると理解していると思う。シュートの美しさ、大胆さ、信じられないほどのパフォーマーだ。素晴らしいショーを見せてくれた」と、36歳の大エースを称賛していた。