日本時間2月21日(現地20日)、サンアントニオ・スパーズはビクター・ウェンバンヤマが右肩の深部静脈血栓症と診断されたことを発表した。ウェンバンヤマが先日参加した、サンフランシスコでのNBAオールスターゲームからサンアントニオへ戻った際に発見された。チームはウェンバンヤマが今季レギュラーシーズンの残り試合を欠場する見込みとしている。 『ESPN』によると、通常この症状は血液希釈剤で治療され、バスケットボールのような接触スポーツは控えさせるという。ウェンバンヤマは最近違和感があったようで、NBAオールスター後2日間のオフで症状が落ち着くと考えていたようだ。しかし一連の検査を受けた結果、血栓が見つかったという。 またチーム関係者は『ESPN』に対して、ウェンバンヤマが来季開幕までには完全に回復すると考えていることを明かしている。 スパーズのクリス・ポールはウェンバンヤマの欠場に、「辛い」とコメントしている。 「彼がチームにとってどれほど重要な存在かを知っているからね。ただそれ以上に、彼がプレイすることをどれほど愛しているかを分かっているから」 今季は自身初のNBAオールスターにも選出されたウェンバンヤマは、46試合に出場して平均24.3点、11.0リバウンド、3.7アシスト、リーグトップの3.8ブロックを記録していた。