ボストン・セルティックスが、元WNBAのスター選手でオリンピックの金メダリストでもあるカラ・ローソンをアシスタントコーチに採用したと、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。 ESPNのアナリストであると同時に、直近の3シーズンはワシントン・ウィザーズのテレビ・アナリストも務めていたローソンは、数年間に渡ってコーチの道を模索していたようだ。 サンアントニオ・スパーズのベッキー・ハモンAC(アシスタントコーチ)、ダラス・マーベリックスのジェニー・バウチェックAC、クリーブランド・キャバリアーズのリンゼイ・ガットリーブACなど、最近のNBAでは女性コーチが増えてきている。 ローソンも、ここ数年は複数のNBAチームとコーチ業について話し合っていたようだが、彼女と彼女のエージェントのブレット・ジャスト氏がセルティックス入りを決断した決め手は『セルティックスという球団と、ブラッド・スティーブンス氏の存在』だったそうだ。 ローソンは選手として非常に輝かしいキャリアを送った。彼女は、大学時代にテネシー大を3度ファイナル4に導き、WNBAではスター・ポイントガードとして12シーズンもの間プレーした。 現在38歳のローソンは、FIBAワールドカップと2020年の東京オリンピックに出場するアメリカ代表女子3on3チームのヘッドコーチだ。 彼女は、2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得したアメリカ代表女子チームの一員だ。