ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが、オーストラリア代表への参加に興味を示しているようだ。NBAオールスターのメディア対応で語った言葉を、『NBC Sports』など複数の現地メディアが報じている。 2016年のリオデジャネイロ五輪などこれまでアメリカ代表として国際大会に出場してきたアービングは、昨年のパリ五輪への出場も意欲的だったという。しかしメンバーには選ばれず。3年後に控えるロサンゼルス五輪に向けて、アービングは自身が生まれた国であるオーストラリアの代表として出場できないか検討を始めているというのだ。 「キャリアのある時点で、オーストラリア代表としてプレイできるとしたら素晴らしいことだ。資格を得るための最善のルートを見つけようとしている。たくさんの書類手続きが必要なんだ。もちろん、USAもまだ決断を下す必要があるけど、僕としてはベストを尽くしたい」 ロサンゼルス五輪が開催される頃、アービングは36歳となっている。その年齢でアメリカ代表のロスターに入る可能性は決して高くない。そこで自身が生まれた国でのプレイを模索しているのだ。 先述の通り、アービングはシニアのアメリカ代表としてプレイした経験があるため、オーストラリア代表でプレイするにはUSAバスケットボールとFIBAからの承認が必要となる。 オーストラリア代表には数々のNBA選手がおり、国際大会でも上位に食い込む実力を有している。この強豪国にアービングが加われば、ロサンゼルス五輪の優勝争いは一層盛り上がりそうだ。