ゴールデンステイト・ウォリアーズのマイク・ダンリービーJr.GM(ジェネラルマネージャー)は、マイアミ・ヒートからトレードで獲得したジミー・バトラーと現役時代にチームメイトだった。シカゴ・ブルズにいた2013ー14シーズンから3シーズンにわたり、頂点を目指してともに戦った。 当時からバトラーを見てきたダンリービーJr.GMは、プロ入りからの成長プロセスが理想的であったと『95.7 The Game』の番組で語っている。 「我々が選手育成プログラムを構築したとき、彼は選手育成がどうあるべきかの典型的な例だった。ドラフト1巡目終盤で指名された選手がルーキーイヤーに少しプレイし、2年目にはもう一段階ステップアップして、3年目には飛躍的に成長。その後は歴史が物語っている。そしてジミーだ。私は彼が日々努力する姿、彼がコーチチングを受けて鍛え上げられる姿を直接見ていた。見ていて楽しかったよ」 そんなバトラーとチームメイトとして過ごしたからこそ、今のチームに加えることにためらいはなかったようだ。 「プレイオフというプレッシャーのかかる状況で、そのような選手と一緒に戦うのがどんな感じなのかを知っていた。だからこそ彼が完璧にフィットすると感じたんだ。彼の獲得は我々にとって当然のことだと思う」 バトラーはトレード後3試合で、平均22点、6.7リバウンド、5.7アシストを記録。チームに新たな風を吹き込んでいるが、以前からバトラーを見てきたダンリービーJr.GMにとっては、想定通りの結果なのかもしれない。