昨年のNBAオールスター・ウィークエンドで注目されたステファン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とサブリナ・イオネスク(WNBAニューヨーク・リバティ)の3ポイント対決だが、今年は行なわれないようだ。NBAが公式に認めた。 実施に向けて直近まで話し合いが行なわれたという。しかしNBAの広報担当者マイク・バスは、「我々は昨年の特別なイベント以上のプランをまとめることができなかった。今回(カリー対イオネスクは)見送ることにして、日曜のNBAオールスターゲームの新しいフォーマットにフォーカスすることにした」と明かしている。 今回のオールスターはカリーが所属するウォリアーズのホームエリアで行なわれるだけでなく、イオネスクはベイエリア出身ということもあって、2年連続の対決にファンの期待も高まっていた。また、カリーと元チームメイトであるクレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)、イオネスクと昨季のWNBA新人王ケイトリン・クラークによる2対2という話もあった。 しかし、クラークの代理人は、彼女が初めて3ポイントコンテストに出場するのは今年7月にインディアナポリスで開催されるWNBAオールスター・ウィークエンドにしたいと述べ、NBAでのコンテンスト参加を断っていた。NBAはカリー対イオネスクをNBAオールスターゲームのミニトーナメントの合間に含めるアイディアも検討したというが、実現には至らなかった。 なお、昨年初めて開催されたこの対決は、カリーが29対26で勝利していた。