ルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズにトレードしたダラス・マーベリックスに、一部のファンは否定的な視線を向けている。2月9日(現地8日)のヒューストン・ロケッツ戦、会場となった本拠地アメリカン・エアラインズ・センターの外ではファンによる抗議活動が行われたという。『ESPN』のティム・マクマホン記者が伝えた。 マブズは2月3日(同2日)、レイカーズ、ユタ・ジャズを絡めたトレードを敢行。ドンチッチを手放す代わりに、アンソニー・デイビス、マックス・クリスティー、2029年ドラフト1巡目指名権を手に入れた。 トレードが決まった翌日には本拠地であるアメリカン・エアラインズ・センターの外に一部ファンが集結し、チームの決断に抗議する場面も見られた。なかには、トレードを主導したニコ・ハリソンGM(ジェネラルマネージャー)を批判するプラカードを掲げた人もいたという。また、殺害の脅迫や人種差別的な言葉を浴びせられ、自宅の警備を強化したとも報じられていた。 2月9日のロケッツ戦がデイビスの新天地デビュー戦となったなか、トレードへの不満を表明するファンが再びアリーナ外で抗議。ハリソンGMの解雇やチーム売却を求める者もいたという。 しばらく、世紀の大型トレードの余波は続きそうだ。