ロサンゼルス・レイカーズは、アンソニー・デイビス絡みのトレードを、ニューオリンズ・ペリカンズとの1対1のトレードではなく、ワシントン・ウィザーズを巻き込んだ三角トレードに変化させるようだ。ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とザック・ロウ記者によると、レイカーズは、ペリカンズからデイビスを獲得するトレードに絡めて、モー・ワグナー、アイザック・ボンガ、ジェメリオ・ジョーンズの若手3選手をウィザーズに放出することを決めたそうだ。 The Athleticのシャムス・シャラニア記者によると、レイカーズはこのトレードで2022年の2巡目指名券もウィザーズに譲渡するようだ。 このトレードにより、レイカーズは3200万ドル(約35億円)のキャップスペースを空けた状態で今夏のフリーエージェントを迎えられることになる。これだけの余裕があれば、彼らは更にもう1人の大物選手とMAX契約を結ぶことが可能だ。 ウォジナロウスキー記者は、デイビスがトレード拒否権(トレードキッカー)の400万ドル(約4億4000万円)を放棄したことも、レイカーズのサラリー状況を助けた要因だとしている。 ウィザーズ側としては、2018年のNBAドラフトで指名し損ねた選手を獲得できるというメリットがあると、ウォジナロウスキー記者は報じている。 「ウィザーズは、2018年のNBAドラフトでミシガン大のモー・ワグナーを指名したかったのだが、レイカーズに先に奪われていた。ワグナーは、ウィザーズでチャンスを得るだろう」 ビッグマンながら3ポイントシュートも得意なドイツ出身のワグナーは、ミドルからインサイドのエリアで力を発揮する八村塁と相性が良さそうだ。