ルカ・ドンチッチを獲得するトレードをまとめたロサンゼルス・レイカーズのロブ・ペリンカGM(ジェネラルマネージャー)が、間もなく迎えるトレード期限日までにビッグマン獲得を狙っていることを明かした。 ドンチッチの入団会見に同席したペリンカGMは、「我々はロスターが完璧なものになるためにやるべき仕事を続けている。我々はビッグの必要性があることを分かっている」と語った。 レイカーズはドンチッチ獲得に伴い、リーグ随一のビッグマンだったアンソニー・デイビス(ダラス・マーベリックス)を失った。会見でペリンカGMは、ビッグマンにどのようなスキルを求めているのかを尋ねられると、「アリウープで脅威となる高さ、そういった要素がルカが好むプレイスタイルに必要なスペーシングを作り出す鍵になる。そのような選手を見つけるのは難しいが、目の前の仕事をやり抜く。何とかするよ」と説明した。 無論、有望なビッグマンはどのチームも欲する人材。レイカーズはクリスチャン・ウッドが膝の怪我で開幕から欠場が続き、その他も2ウェイ契約の選手ばかりと、ジャクソン・ヘイズ以外に長時間託せるセンターがいないが、マーケットの状況を鑑みれば完璧な人材を獲得できるとは限らないと語っている。 「ビッグマンの必要性があることは理解している。トレード期限日まで残り2、3日という現在、ビッグマンはマーケットで非常に枯渇している。獲得できる選手があまりいないんだ。センターの大きな動きに関しては、オフシーズンになる可能性が高いだろう」 ペリンカGMはJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)と相談してロスターを決めること、ドンチッチとミーティングを行なって意見も聞いたことを明かしている。 「彼が一緒にプレイしたことのある選手たちについて、そして短期的なニーズと長期的なニーズをどのように見ているかについて話した。我々はバスケットボールに関する議論を続け、このロスターをチャンピオンシップレベルに引き上げたいと思っている」 会見で「目標はチャンピオンシップに勝つこと」と断言したドンチッチに同調するように、ペリンカGMは「私がこの仕事を始めた最初の日から、今この椅子に座るまで、常にチャンピオンシップを獲得するという緊急性がある。それがレイカーズの目指すところ。それがファンの期待であり、我々はそれを達成するために絶えず努力していく」と語っている。