NBAは日本時間1月31日(現地30日)、2月にサンフランシスコで行なわれる第74回NBAオールスターゲームの控えメンバーを発表した。2年連続5回目の出場を逃したデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)は、オールスター選出にふさわしい選手はリーグにたくさんいるとしてロスター枠拡大を説いた。『ESPN』のティム・マクマホン記者が伝えた。 ■イースタン・カンファレンス ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)★ ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)★ カール・アンソニー・タウンズ(ニューヨーク・ニックス)★ ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)★ ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)★ デイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス) ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ) ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス) ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ) タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート) エバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ) パスカル・シアカム(インディアナ・ペイサーズ) ■ウェスタン・カンファレンス シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)★ ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)★ 二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)★ ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)★ レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)★ アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ) アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ) ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ) ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ) アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ) ジェイレン・ウィリアムズ(オクラホマシティ・サンダー) ビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ) ★が先発メンバー オールスターは、各カンファレンスのスターター5人をファン(50%)、現役NBA選手(25%)、メディア(25%)の投票によって選出。リザーブ7人はNBAのヘッドコーチ(HC)らの匿名投票よって選出される。 今回のリザーブメンバーには、ラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ/平均28.2得点)、タイリース・マクシー(フィラデルフィア・76ers/平均27.1得点)、ブッカー(サンズ/平均25.5得点)、ディアロン・フォックス(サクラメント・キングス/平均25.1得点)、カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス/平均24.2得点)、ノーマン・パウエル(ロサンゼルス・クリッパーズ/平均24.0得点)、ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ/平均24.0得点)ら得点ランキングトップ20のうち7選手が選ばれなかった。 ドマンタス・サボニス(キングス)は平均20.9得点、リーグ1位の14.5リバウンド、6.6アシストを記録しているにもかかわらず落選。44試合に出場して平均22.5得点、リーグ1位の11.4アシストという成績を残すトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)もメンバーから漏れた。 リーグ10位の平均25.5得点、4.0リバウンド、6.7アシストをマークしているブッカーは、「リーグには才能ある選手がたくさんいる。カイリー(アービング)、ノーマン・パウエル、彼らは信じられないような活躍をし、試合に勝っている。イーストにはトレイ(ヤング)やラメロ(ボール)のように、素晴らしい数字を残している選手もいる。オールスターにはタレントが多ければ多いほどいいと思う」と、ロスター枠拡大案を支持した。 もっとも、オールスターのメンバー落選に少なからず悔しさを見せつつも、「オールスターに参加はしたかったのは間違いないけど、1週間の休暇があることに文句をいうつもりはない。誰が落選したか、毎年必ず話題になる。ほとんどの選手がオールスターにふさわしいと思う」とすでに気持ちを切り替えていた。