日本時間1月16日(現地15日)、ミネソタ・ティンバーウルブズはゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦し、115-116で惜敗した。序盤で13-0のランを許す苦しいスタートのなか、最後は1点差まで詰め寄ったものの一歩及ばず。試合後、ウルブズのアンソニー・エドワーズは、自分を含む先発メンバーのパフォーマンスに苦言を呈した。 「僕たち先発5人がひどい。毎試合、エネルギーがない状態で出てきて、セカンドユニットが入ってエネルギーを与えてくれる。先発組は大好きなバスケットボールをプレイしたいという気持ちで、もっとエネルギーを持って出て来ないとダメだよね」 エドワーズが今季チームを酷評したのは初めてではない。先月も敗戦後に、「アイデンティティがない。僕がシュートを打ちまくることは分かっているし、ジュ(ランドル)がシュートを打ちまくることも分かっている。ただそれ以外は何もない」と語っていた。 ウルブズのクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)は、6試合前からドンテ・ディビンチェンゾを先発に、ベテランのマイク・コンリーを控えに変えている。ディビンチェンゾ、エドワーズ、ジェイデン・マクダニエルズ、ジュリアス・ランドル、ルディ・ゴベアの5人は、この6試合でネットレーティング+10.3を記録し(シーズン全体では-4.3)、チームも4勝2敗と勝ち越している。 それでもエドワーズが自分やチームに厳しいのは、もっと勝てると期待しているからこそ。今季開幕前に長期的なコストカットのためにカール・アンソニー・タウンズ(現ニューヨーク・ニックス)をトレードに出したものの、カンファレンス決勝に勝ち進んだ昨季以上の結果を残したいという意気込みがあるのだろう。18日(同17日)に敵地で行なわれるニューヨーク・ニックス戦で一矢報いることができるか。