日本時間1月8日(現地7日)、ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが、ホームで行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で待望の復帰を果たした。試合には97-104で敗れたものの、ウィリアムソンは先発出場して28分プレイ。22点、6リバウンド、4アシスト、3スティール、1ブロックをマークした。さらに試合途中にはアリウープや360など豪快なダンクも披露し、ファンを喜ばせた。 左ハムストリングの張りで約2か月の欠場を強いられていたウィリアムソンだが、「すでに脚はしっかりしていると感じている」と試合後に振り返った。 ウィリー・グリーンHC(ヘッドコーチ)も、「彼がフロアにいる時に与えるインパクトは驚異的だ。少し錆びついていたかもしれないが、これほど長い間離脱していた後にしては素晴らしい活躍だった。彼の努力の賜物だ」とコメントしている。 また、ペリカンズのデジャンテ・マレーも、「彼がどれだけ長い間休んでいたかを知っているだけに、まだあんなダンクができるなんてクレイジーだよ。彼が自信と喜びを持ってプレイしてくれて嬉しかった」と、ウィリアムソンの復帰を喜んだ。 グリーンHCによると、ウィリアムソンがコートに立つ時間は制限されており、この日の出場時間も「だいたい」そのくらいだったという。 なお、今季開幕前に加入したマレーとのプレイは初めてだったが、第3クォーターに披露したダンクは、2人の積極的なディフェンスから生まれたものだった。ウィリアムソンも、「ケミストリーはある」と、マレーとのプレイに自信を覗かせた。 ここまでウェスト最下位の7勝30敗と苦戦を強いられているペリカンズだが、ウィリアムソンの復帰で浮上のきかっけをつかめるか。