日本時間1月8日(現地7日)、アトランタ・ホークスは敵地でユタ・ジャズと対戦し、124-121で辛勝した。 試合は最終盤でもつれる展開となり、試合残り4秒でジャズのコリン・セクストンが同点となる3ポイントを成功。延長にもつれると思われたなか、インバウンズパスを受けたホークスのトレイ・ヤングはボールをプッシュし、49フィートの位置(ハーフコート手前)から決勝点となるブザービーターを決めた。 この試合でヤングは24点、20アシストを記録。ターンオーバーはわずか2つだった。「試合時間が残っている限り、いつでも得点できると考えている」と、最後まであきらめずにいたことを明かしている。 また、最後の一連のムーブについては、「残り3秒だと分かっていたから、ドリブル2回でハーフコートに近づき、脚を使ってボールに力を込めた。それが重要だった」と説明した。 『ESPN』によると、20アシストと決勝ブザービーターを同じ試合に達成したのはリーグ史上初だという。得点とアシストでチームを牽引する大黒柱について、ホークスのクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)は、「彼は効率的であることに誇りを持っている。パスすべき時と、自分の得点で印象を残すべき時は分かっている」と評価している。 連敗を3で止めたホークスは、10日(同9日)にアウェイ6連戦のラストとなるフェニックス・サンズ戦を控える。