直近8戦で7敗、4連敗中と苦戦を強いられているフェニックス・サンズが、次戦でラインナップを入れ替えるかもしれないという。NBAレポーターのクリス・ヘインズ記者は、これまで先発で起用していたブラッドリー・ビールとユスフ・ヌルキッチを次戦から途中出場させると報じた。2人に代わって、ライアン・ダンとメイソン・プラムリーが先発で起用されるとヘインズ記者は言及している。 ビールとヌルキッチは昨季から個人スタッツを下げているが、それ以上に2人がコート上にいる時の効率の悪さが目立ってしまっている。今季サンズは100ポゼッション当たりの得失点差が-1.9であるのに対し、ビールがコート上にいる時は-8.7、ヌルキッチがいる時は-4.7を記録しているのだ。 さらにサンズはビールとヌルキッチに加えて、ケビン・デュラント、デビン・ブッカーの4人で今季のチーム総年俸額の77.5%、キャップスペースの120%を占めている。トレードによる劇的な選手の入れ替えは決して容易ではなく、まずは既存の選手を活かして現状を打破する道を探りたいところだ。 直近の失速もあり、今季のサンズは15勝18敗と勝率5割を切っている。日本時間1月7日(現地6日)に控えている敵地でのフィラデルフィア・76ers戦、サンズは新たな5人で試合をスタートさせるのだろうか。