NBAの視聴率低下、クリスマスの対戦カードから米記者が課題指摘「ステフ-レブロンは実は問題の一部」

NBAは近年、視聴率の低下が懸念されている。クリスマスはロサンゼルス・レイカーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズの一戦が盛り上がりを見せたが、『The Ringer』のビル・シモンズ記者は活躍したレブロン・ジェームズとステフィン・カリーが実は問題にもなっているとの見解を示した。 今年のクリスマスはサンアントニオ・スパーズ対ニューヨーク・ニックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ対ダラス・マーベリックス、フィラデルフィア・76ers対ボストン・セルティックス、レイカーズ対ウォリアーズ、デンバー・ナゲッツ対フェニックス・サンズの5試合が行われた。 なかでも、レイカーズ対ウォリアーズは熱戦となり、カリーが38得点(フィールドゴール14/24、3ポイント8/15、フリースロー2/2)、ジェームズが31得点(フィールドゴール12/22、3ポイント2/4、フリースロー5/5)、10アシストと両チームのエースがチームを牽引。試合は最終的に、レイカーズが115-113と接戦を制した。 ジェームズは試合後、コート上のインタビューで「NFLは大好きだ。ただ、クリスマスは俺たちNBAの日だ!!」と高らかに語った。『Sports Media Watch』によると、クリスマスに入り視聴率は前年比25%減、全体で見ても2012年から48%減となっており、NBAはファン離れが懸念されている。 シモンズ記者は自身のポッドキャスト『The Bill Simmons Podcast』で、今年のクリスマスにはウェスト首位に立つオクラホマシティ・サンダーや、リーグを代表するスターのヤニス・アデトクンボ擁するミルウォーキー・バックスもいなかったことに触れた。 「NBAはどうしたんだ? というようなことがたくさんあった。ステフ対レブロンはすごく良かったが、それは解決策であり、同時に問題でもある。クリスマスは8時という最高の時間帯で、看板試合だ。オクラホマシティはクリスマスで出番がなかった。ヤニスはクリスマスにいなかった。(昨季新人王の)ビクター・ウェンバンヤマも埋もれてしまった。ただ、同時にステフ対レブロンが素晴らしかったので、理解できる面はある」 シモンズ記者はカリーとジェームズの偉大さを認めつつ、「しかし、ステフとレブロンの戦いが非常に素晴らしく、その日の“酸素を吸い尽くした”ことは、実は問題の一部なのだ」と、今のリーグの問題点も指摘していた。

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