「2点は2点。それでいい」 グリズリーズのジャ・モラントが健康体を優先し派手なダンクを封印か

メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントと言えば、滞空時間の長いジャンプから繰り出すダンクが魅力だ。しかし、今季は12試合に出場してダンクはわずかに3本。先日のダラス・マーベリックス戦では、リングにギリギリ手が届く最低限のジャンプで軽いボースハンドダンクを決めている。オープンな状況にもかかわらず、である。 試合後、モラントは「ダンクしようとまったく思っていない」とインタビューで明かした。『ESPN』のティム・マクマホン記者が伝えている。 「みんな自分が嘘をついていると思っているかもしれないけど、本気だよ」 188cm、78.9kgとNBA選手としては細い身体のモラントにとって、筋骨隆々の選手が多数揃う中でのプレイは怪我のリスクが大きい。11月のロサンゼルス・レイカーズ戦では、アリウープのボールをキャッチしようとした際に相手と接触して転倒。股関節後方の亜脱臼を負った上に骨盤の歪みも生じたため、8試合の欠場を余儀なくされた。 「ファウルがコールされずに空中でやられてしまう時もある。だから選んでいるだけ。2点は2点。それでいい。それがすべてだ」 無論、ドライブや速攻の際に簡単なフィニッシュで終わらせてしまうことで、ファンの期待を裏切ってしまうことをモラント自身も理解している。先のマーベリックス戦でもシンプルなダンクでフィニッシュした際、派手なプレイを期待していたダラスのファンはモラントにブーイングを浴びせていた。 それでもモラントは「それでいい。ブーイングを続けてくれ」と気にしていない。何よりも健康でいることを優先しているからである。 「僕は2点取った。ダンクだったけど、彼らが見たかったものじゃなかっただけだよ。それでブーイングされるなら別にいいよ。今フォーカスしているのはチームでできることをすること。そして健康状態を100%に近づける努力を続けることだ」

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