ロンゾ・ボールの弟で、ボール家の三男のラメロ・ボールが、オーストラリアのバスケットボール・リーグ(NBL)のイラワラ・ホークスと契約した。 17歳のボールは、アメリカの高校生の中ではトップクラスにランクする実力を持っており、2020年のNBAドラフトで上位指名を受けることが予想されている。 兄のロンゾ・ボールは、先日のアンソニー・デイビスが絡むトレードでロサンゼルス・レイカーズからニューオリンズ・ペリカンズに移籍したばかりだ。 先月には、RJ・ハミルトンというガード選手もアメリカの大学入りを蹴ってニュージーランドのチームと契約している。18歳のハミルトンは、カンザス大をはじめとする有名大学からのリクルートを全て断ったそうだ。 『Next Stars Program』というプログラムを採用しているオーストラリアのリーグでプレーすることで、選手たちはNBAドラフトにエントリーするチャンスを得ることができる。 ボールは、オーストラリアで1年間プレーすることは、NBAでプレーするためのスキルを身につけるための良い機会だと捉えているようだ。 「NBLは、優秀なコーチと選手が揃った素晴らしいリーグだ。俺は、ここで全てのエネルギーをバスケットボールに注ぎ込むつもりだ」 NBAの2019-20シーズンは10月にスタートする。ホークスは、シドニーの南に位置するウォロンゴングを本拠地としている。