ニューオリンズ・ペリカンズとロサンゼルス・レイカーズとの間でアンソニー・デイビスが絡むトレードが基本合意に至った。ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ペリカンズはデイビスをレイカーズにトレードし、その見返りとしてロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、ジョシュ・ハート、3つのドラフト1巡目指名権(今年のドラフト4位を含む)、そして1巡目指名権をレイカーズと無条件で交換できる権利を2回分獲得するそうだ。 指名権の内訳は以下の通り。 ・今年のドラフト4位指名権 ・2021年のドラフト1巡目指名権(上位8位のプロテクトがあるが、2022年にはプロテクト無しになる) ・2024年のドラフト1巡目指名権(プロテクト無し) ・2023年の1巡目指名権をレイカーズの1巡目指名権と無条件で交換できる権利 ・2025年の1巡目指名権をレイカーズの1巡目指名権と無条件で交換できる権利 このトレードにより、ペリカンズは今年のドラフト1位で指名する予定のザイオン・ウィリアムソンを中心としてチームを再建することが間違いなくなった。 一方のレイカーズは、デイビス獲得後も約30億円ほどサラリーキャップに空きが残るため、今夏のフリーエージェントでもう1人大物選手を獲得することができる。一説によると、レイカーズの次なる狙いは、先日来日したケンバ・ウォーカーだと言われている。