ブルックリン・ネッツ移籍説が急速化しているカイリー・アービング

来期の契約オプションを放棄してフリーエージェントとなることを明言したボストン・セルティックスのカイリー・アービングは、現在のエージェントとの契約を破棄し、新たなマネジメント事務所と契約を結ぶと報じられている。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、アービングは2011年のドラフトで全体1位指名をされた時からエージェントを務めていたジェフ・ウェスクラー氏との関係を終え、「Roc Nation Sports」と契約を結ぶ見込みだという。 ラッパーで元ブルックリン・ネッツのオーナーの1人として知られるジェイ・Zが創設した「Roc Nation Sports」は、キャリス・ルバート(ネッツ)、ダニー・グリーン(トロント・ラプターズ)、ジャスティス・ウィンズロウ(マイアミ・ヒート)ら複数のNBA選手をクライアントに持っている。 元々、ニュージャージー州を本拠地にしていたネッツは、2004年に売りに出された際にニューヨークに本拠地を移すという計画が浮上していた。この時期にオーナーの1人に加わっていたジェイ・Zは、2012年にネッツがニューヨークのブルックリンに移転した際に深く関わっていたという。 その後、スポーツ選手のマネジメント事務所「Roc Nation Sports」を立ち上げたジェイ・Zは、NBA選手のマネジメントを行うためにネッツのオーナー権を手放している。(NBAの規定で球団オーナーが選手のマネジメントを行なうことが禁止されているため) もし、アービングがネッツと深い繋がりのある「Roc Nation Sports」と契約を結んだ場合、今夏のFA(フリーエージェント)市場でのアービング争奪戦でネッツが一歩リードしたと言えるだろう。 一方、この報道があった直後に「NBA Central」がSNSに投稿した1枚の写真が波紋を呼んでいる。 「DLo(ディアンジェロ・ラッセル)公認」と書かれたキャプションと共にネッツファンがラッセルのジャージーとアービングのネッツのカスタムジャージーを並べて撮った写真を上げた投稿に、ラッセルが「いいね!」をしていたからだ。 ネッツのガードであるラッセルもまた、今夏に制限つきFAとなることを考えると、ネッツが同じくガードであるアービングとラッセルの両方をサインすることは想像しにくいだろう。 しかし、このようにアービングを取り巻くFAの噂は確実にネッツに傾いていることが分かる。 文:ビタラフ アドル

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