今日は何の日 〜悪童アイバーソンが生んだ名場面、“The Stepover”〜

2001年6月6日、アレン・アイバーソン率いるフィラデルフィア・セブンティシクサーズが、シャキール・オニールとコービー・ブライアントの二大エースを擁するロサンゼルス・レイカーズを相手にファイナル初戦を勝利した。マイケル・ジョーダンが二度目の引退を発表して以来、リーグは西高東低と言われ、ウエスタン・カンファレンスの方がレベルが高いと目されていた。 この年のレイカーズはそのレベルの高いウエストを無敗でファイナルまで勝ち上がったため、下馬評ではレイカーズが圧倒的に有利という中で迎えた一戦だった。序盤は下馬評通りレイカーズが二桁リードを奪う展開となったが、第2クオーターにアレン・アイバーソンが目覚めると前半だけで30点を稼ぎシクサーズが逆転、6点リードでハーフタイムを迎えた。前半の勢いそのままに後半も順調にリードを広げたシクサーズだったが、今度はレイカーズのオニールが逆襲、第3クオーターだけで18得点を挙げて試合の流れを取り返した。シクサーズの2点リードで迎えた第4クオーター、主役となったのはレイカーズの控えガード、タロン・ルーだった。ルーはこのクオーター、タイトなディフェンスでアイバーソンをなんと3点に抑えたのだった。 伏兵ルーの活躍により94対94の同点でレギュレーションが終了、試合はオーバータイムに突入することになった。オーバータイムはシャックとコービーの得点でレイカーズが先行したが、最後にこの日のスポットライトを奪ったのはアイバーソンだった。オールコートの展開からフリースローとスリーポイントでリズムを作ると、ハーフコートでもこの日天敵となっていたルーをステップバックで交わしジャンプショットを沈め、7連続得点で試合を引っ繰り返したのである。特に最後のジャンパーは、その後転んだルーを跨いだ“The Stepover”と合わせてアイバーソンのキャリアでも一番のハイライトとして後世に記憶されることになった。ちなみにこの日はアイバーソンが48点、シャックが44点を記録、ファイナルで両チームから40点超えの選手が出たのは、史上2度目のことであった。

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