ラプターズがウォリアーズに勝つための4つのポイント

トロント・ラプターズのマサイ・ウジリ球団社長は、ドウェイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)を解任し、エースのデマー・デローザンとカワイ・レナードをトレードするという大博打にでて、見事にNBAファイナルへの切符を手に入れた。しかし、彼らがNBAファイナルで対戦するのは、3連覇を狙う絶対王者のゴールデンステイト・ウォリアーズだ。 果たしてラプターズは王者ウォリアーズを倒してNBAチャンピオンになることができるのだろうか? 果たしてラプターズはウォリアーズと7試合戦って4勝をあげることができるのだろうか? NBAの歴史上で、1人の大エースがチームを引っ張ってチャンピオンに輝いた例は2回しかない。1つ目は、リック・バリー率いるウォリアーズが優勝した1975年。そしてもう1つは、ダーク・ノビツキーがダラス・マーベリックスを率いてマイアミ・ヒートのビッグ3を倒した2011年だ。 ラプターズがウォリアーズに競り勝つためには、適度な運と、負傷欠場中のウォリアーズのケビン・デュラントの復帰時期、レナードの活躍、レナード以外の選手のステップアップ、そしてトロントの街全体が『ジュラシック・パーク』と化すことが必要となってくるだろう。 ラプターズの本拠地、スコーシアバンク・アリーナの応援はかなり熱狂的だ。この会場で48分間プレーすることは、ウォリアーズにとっても厄介だろう。この本拠地でラプターズがまず2勝できれば、チャンスはかなり大きくなるはずだ。ウォリアーズは5年連続でNBAファイナルに進出しているが、アウェイからスタートするのは今年が初めてだ。 以上のことを踏まえて、NBA.comのショーン・パウエル記者は、ラプターズがウォリアーズに勝つためのポイントを4つ挙げている。 1:カワイ・レナードが大活躍すること 2:ケビン・デュラントが欠場する試合には必ず勝つこと 3:得意のディフェンスでウォリアーズのオフェンスを封じ込めること 4:レナード以外の選手がステップアップすること 以上の4点が、ラプターズが優勝するために必要不可欠な要素だ。 多くの要素が重なり合わなければ、『アップセット』は起こり得ない。絶対王者のウォリアーズが優勢という意見が多いが、NBAファイナルでは何が起こるか分からない。NBAファイナル初進出のラプターズが劇的な優勝を飾るのか、ウォリアーズの王朝が続くのか、大いに注目だ。

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