ニューオリンズ・ペリカンズは現地5月14日に行われた『2019 NBA ドラフト・ロッタリー』で今年のドラフト1巡目の全体1位指名権を見事引き当てたが、チームのエースのアンソニー・デイビスは依然としてトレードを希望しているようだと、The Athleticのシャムス・シャラニア記者は報じている。 ペリカンズがドラフト・ロッタリーで1位を引き当てたのは、今回が2度目だ。1度目は2012年で、その時にペリカンズはケンタッキー大のデイビスを指名した。 もしペリカンズがデイビスをトレードする場合、彼らは多くの見返りを要求するだろう。その際、彼らは今年のドラフト1位で指名するであろうデューク大のザイオン・ウィリアムソンの脇を固める選手を揃えようとするはずだ。ウィリアムソンは驚異的な身体能力を持つ期待の新人で、将来のNBAを背負って立つかもしれない逸材だ。 26歳のデイビスは、今年1月下旬にチームにトレード要求を出した。彼は、プレイヤーオプションを行使することで、2020年の夏に完全フリーエージェントになることができる。 6度のオールスター出場経験を持つデイビスは、キャリア通算で466試合に出場し、1試合平均23.7得点、10.5リバウンド、2.4ブロックを記録している。デイビスが入団して以降、ペリカンズは2回しかプレイオフに進出しておらず、シリーズを勝ち抜いたのは1度だけだ。