現地5月8日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツとのカンファレンス・セミファイナル第5戦で、ウォリアーズのケビン・デュラントが右ふくらはぎを負傷した。翌日、ウォリアーズは「MRI検査の結果、デュラントの怪我が右ふくらはぎの肉離れであることが確認された。彼は第6戦が行われるヒューストンへの遠征には帯同せず、来週中に再検査を受ける予定だ」と発表した。 第3Q(クォーター)残り2分11秒の場面でジャンプショットを放ったデュラントは、着地の後に右ふくらはぎに違和感を感じた様子を見せ、そのまま脚をひきずりながらロッカールームに下がった。 そして、そのしばらく後、ウォリアーズの広報がツイッターで「ケビン・デュラントは、右ふくらはぎの肉離れにより今晩の試合には戻らない」という速報を報じた。 この日、デュラントは22得点、5リバウンド、4アシストという大活躍を見せていた。2度のNBAファイナルMVP受賞歴を誇るデュラントは、今プレイオフで1試合平均35.4得点と絶好調だっただけに、彼の離脱はウォリアーズにとっては大きな痛手だ。 この日の試合で何とか勝利を収めたウォリアーズは、3勝2敗で敵地ヒューストンに乗り込む。次の試合は2日後の現地金曜日だ。 試合中に「デュラントが負傷したのはアキレス腱なのか、ふくらはぎなのか」と様々な憶測が飛んだが、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は試合後に「デュラントの負傷箇所は右ふくらはぎだ」と明言している。