約2週間前に現役生活を終えたダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーが、ファンへのお別れの手紙を書いた。 ノビツキーの手紙は、日曜日に発行されたDallas Morning News紙の1ページに全面広告として掲載された。彼のシグネチャー・ショットである『片足フェーダウェイ・ジャンパー』のシルエットの上に刻まれた文字は、以下のような内容になっていた。 ダラスの皆さんへ 21シーズン。 1つのチーム。私の家。 それは私にとって、スタッツや、記録や、賞以上の意味があります。 私たちは共にNBAチャンピオンになりました。 ダラスに降り立った時から、素晴らしいローラーコースターのような日々が始まりました。 私を支え、私を成長させてくれた皆さんの存在は、私が努力を重ねる原動力となりました。 沢山の思い出があり、沢山の物語があります。それらは私だけの物ではありません。それらは私たち皆んなの物なのです。 これは、ヴュルツブルグから来た若者を暖かく迎え入れてくれたマーベリックス・ファンへの心からのTHANK YOUの気持ちです。 きっとプレーすることが恋しくなることもあるでしょうが、私は皆さんと共に次のチャプターに進むことを楽しみにしています。 いつまでも感謝の気持ちを忘れません。私は、いつまでも皆さんと共にいます。私は永遠にダラス・マーベリックです。 ダーク・ノビツキーより 40歳で現役生活にピリオドを打ったノビツキーは、NBA歴代6位の通算得点、NBAチャンピオン(2011年)、シーズンMVP(2006-07シーズン)といった輝かしい足跡をリーグに刻んだ。