ヒューストン・ロケッツとダリル・モーリーGM(ゼネラルマネージャー)が5年の延長契約に合意したと、Houston Chronicleのジョナサン・フェイガン記者が報じた。モーリーGMは、2017年の夏にロケッツと2021-22シーズンまでの4年契約を結んでいる。 モーリーGMは、Houston Chronicleの取材に対し「とても幸せだ。私は生涯ロケッツで働きたいと思っている。この延長契約により、しばらくの間ロケッツで働くことが確実になった。オーナーのティルマン・ファティータ氏には心の底から感謝したい。マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)をはじめとするスタッフ全員のおかげで、今のチームがある」と語った。 モーリーGMの契約延長に加え、ロケッツはダントーニHCの2019-20シーズンまでの契約オプションも行使している。モーリーGMは、今夏にダントーニHCの延長契約をまとめる予定だ。 「彼(ダントーニHC)はチームにとって不可欠な存在だ。彼が望む限りずっとチームに残ってもらいたいと願っている。適切な時期が来たら、彼の延長契約について話を進めるつもりだ。それは、おそらく今年のオフシーズンになるだろう」 昨夏、ブライアン・コランジェロGMを電撃解雇したフィラデルフィア・76ersがモーリーGMの獲得に動いたようだが、彼はロケッツに残った。 現在ロケッツは42勝25敗でウェスタン・カンファレンスの3位につけている。昨シーズン、彼らは球団記録の65勝をあげ、球団史上初となるリーグ最高勝率でレギュラーシーズンを終えた。ロケッツは、直近5シーズンのうち4シーズンで54勝以上をあげている。 2006年4月3日(現地時間)にロケッツのアシスタント・ゼネラルマネージャーに就任したモーリー氏は、2007年5月10日(現地時間)にゼネラルマネージャーに昇格した。 モーリーGMは、ドラフトやトレードやフリーエージェント市場において、数値分析やテクノロジーをフル活用する人物として知られている。