チャールズ・オークリー氏がニックスのオーナーを批判

ニューヨーク・ニックスの元スター選手であるチャールズ・オークリー氏が、ニックスのオーナーのジェームズ・ドーラン氏のことを「弱い者いじめをする人間だ」と批判した。ドーラン氏は、「チームを他の人に売れ」という罵声を浴びせてきたマジソンスクエア・ガーデンの観客に対し、試合会場への出入り禁止を匂わせるような反論をしていた。 タフなリバウンダーとしてNBAで長きに渡って活躍したオークリー氏は、このドーラン氏の発言に関して苦言を呈した。 オークリー氏は、審判以外の人間によってガーデン(マジソンスクエア・ガーデンの愛称)から強制退場させられる気持ちを知っている。彼は、ニックスのチームやマネジメントに対して批判を繰り返していたが、彼らの関係は、ある一件をきっかけに更にヒートアップした。2017年、ドーラン氏の座席の近くで試合を観戦していたオークリー氏は、セキュリティーから席を移動するように指示された。その指示を不服に思ったオークリー氏はセキュリティーと揉め事を起こし、逮捕されたのだ。この時オークリー氏にかけられた軽微な暴行容疑は、昨年撤回されている。 現地3月12日、オークリー氏はAP通信のインタビューに対し「彼(ドーラン氏)は誰に対しても高圧的な態度をとるんだ。何故だかは分からないけれどね」とコメントした。 オークリー氏が問題視しているのは、「チームを他の人に売れ」と言った観客に対するドーラン氏の対応についてだ。 その時の様子は、TMZが公開した映像に収められている。ドーラン氏は観客に対し「お前は本当に俺がチームを売ったらいいと思っているのか? お前はまだこの会場に試合を観に来たいのか? それはダメだ。お前はテレビで試合を楽しめ」と言った後、セキュリティーを呼んだ。その後、この観客が出入り禁止になったかどうかは不明だ。 マジソンスクエア・ガーデンの運営会社は声明文の中で「我々の会場に関わる人間に対して敬意を欠く行動をする人間は出入り禁止にします。それが我々のポリシーです」とコメントしている。 だが、オークリー氏が納得していないのは、ドーラン氏のやり方についてだ。 オークリー氏は「彼はとにかく弱い者いじめをしたいだけなんだ。彼は金と権力を持っているからね」と語っている。 現在55歳のオークリー氏は、1988年から1998年までニックスで活躍し、チームをNBAファイナルに導いたこともある。彼は今も年に2〜3回は試合観戦に訪れるが、試合チケットはいつも自分で買っている。チームは、もう彼にチケットを用意してくれないのだ。しかし、彼とチームとの関係は、2017年の一件の以前から悪化していたようだ。 オークリー氏とアダム・シルバーNBAコミッショナーが面会したことを受け、ドーラン氏はオークリー氏のガーデンへの出入り禁止を解除した。しかし、彼らの関係が改善した訳ではないと、オークリー氏はコメントしている。 オークリー氏は、ドーラン氏との関係を改善したくない理由について、以下のように語っている。 「何の理由もなく俺をガーデンから引きずり出した人間と、どうして仲直りしないといけないんだ。彼との関係を改善する必要なんて無いだろう。俺は彼に『怒っている』と直接伝えたんだからな」 同11日現在、ニックスは13勝54敗でイースタン・カンファレンスの最下位に甘んじている。彼らは、ここ20年に渡って常にリーグの下位に沈んでいる。 オークリー氏は、自身の永久欠番についても以下のように言及している。 「俺は、ガーデン以外の29チームのアリーナには入場を許可されている。ニックスは俺の背番号を永久欠番にすると言っていたし、きっとそうするだろう。だが、自分の永久欠番ジャージーがガーデンの外に掲げられることを望む人間なんていないだろう? 彼らはそれを見ることができるかもしれない。だが、彼らは俺をガーデンから引きずり出したんだ」

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