先日のトレードでニューヨーク・ニックスからダラス・マーベリックスに移籍したクリスタプス・ポルジンギスは、今シーズンは怪我の影響でプレーできない見込みだ。しかし、トレード成立翌日の現地2月4日に、ポルジンギスはマーベリックスのチーム練習に部分的に参加した。 1年以上前に左膝の前十字靭帯を断裂したポルジンギスは、今シーズン中に復帰することは難しいと見られている。だが、マーベリックスのチーム練習に姿を現したポルジンギスが、ダーク・ノビツキーやハリソン・バーンズらと一緒にフリースロー練習を楽しむ映像が複数のソーシャルメディアでリポートされた。 ポルジンギスのトレードで同じくニックスからマーベリックスにトレードされたティム・ハーダウェイJr.とトレイ・バークは、同日の練習からチームに合流している。 Mavs.comのエディー・セフコ記者によると、将来的にポルジンギスとルカ・ドンチッチがチームの顔になると期待しているマーベリックスは、ポルジンギスの怪我が100%回復するまで慎重に待つ構えとのことだ。 2015年のNBAドラフト1巡目全体4位でニックスに入団したポルジンギスは昨年のNBAオールスターに選出されたが、選出が発表された直後に怪我をしたため、未だかつてオールスターでプレーした経験がない。2017-18シーズン、ポルジンギスは前十字靭帯を負傷するまでの48試合で1試合平均22.7得点、6.6リバウンド、2.4ブロック、フィールドゴール成功率43.9%、3ポイントシュート成功率39.5%という素晴らしい成績を残していた。 昨年12月、ニックスのスティーブ・ミルズ球団社長は「現段階までのポルジンギスの左膝前十字靭帯の回復状況には満足している。我々は、彼が次の段階に進むための検査を2月中旬に行う予定だ。その結果次第で、彼の復帰スケジュールが明らかになるかもしれない」とコメントしていた。