ブルックリン・ネッツのディアンジェロ・ラッセルが、負傷欠場するインディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポに代わって今年のNBAオールスターゲームに出場することが発表された。 ラッセルにとっては、これが自身初のNBAオールスター選出だ。ネッツの選手がオールスターゲームに選出されるのは、2013-14シーズンのジョー・ジョンソン以来だ。 プロ入り4年目のラッセルは、今シーズンはこれまでに52試合に出場し、1試合平均19.6得点、6.4アシスト、3.8リバウンド、1.17スティールを記録している(得点とアシストはキャリアハイ)。そのほかにも、彼はフィールドゴール成功率(43.8%)、3ポイントシュート成功率(37.4%)、フリースロー成功率(80.8%)でキャリアハイの数字を記録中だ。彼は今シーズン140本の3ポイントシュートを決めているが、これはイースタン・カンファレンスの全選手の中で3位にランクする数字だ。 ラッセルは、今年1月の15試合で1試合平均23.8得点、7.3アシストを記録してチームを11勝4敗という好成績に導いたことが認められ、第14週のイースタン・カンファレンス週間MVPに選ばれている。 オラディポは、現地1月23日のトロント・ラプターズ戦で右膝四頭筋を断裂する大怪我を負ったため、今年のオールスターゲームを欠場することとなった。彼は、コーチ推薦によりオールスターゲームのリザーブに選ばれていた。 オールスターゲームに出場予定の選手が負傷欠場することになった場合、NBAのルールに従い、NBAコミッショナーが欠場選手と同じカンファレンスの選手の中から代替選手を選出する。オラディポとラッセルは、2人ともイースタン・カンフェレンスのチームに所属している。 今年のNBAオールスターゲームのチーム分けドラフトは同2月7日に行われる。チームキャプテンのレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)は、オールスター・ドラフトの第1ラウンドで先発の5名ずつを指名し、第2ラウンドでリザーブの7名ずつを指名し、最終第3ラウンドで特別枠のダーク・ノビツキーとドウェイン・ウェイドのどちらかを指名する。 ラッセルはオールスターゲームのリザーブとして第2ラウンドで指名を受ける。オラディポは、ラッセルが指名されたチームに登録されることになる。