マヌ・ジノビリが現役引退か?!

長年サンアントニオ・スパーズのファンに親しまれてきたマヌ・ジノビリが引退を視野に入れているようだ。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が、ジノビリの進退について以下のようにリポートしている。 「将来的にバスケットボールの殿堂入りすることが確実と言われているジノビリが、現役引退を真剣に考え始めているようだ。情報筋によると、彼はスパーズのグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)と近日中に面会し、自身の将来について話し合う予定とのことだ。41歳のジノビリは、現役続行か否かの判断は先送りにしたまま、今オフシーズンも例年通りスパーズの練習場でトレーニングを続けてきた。しかし、ここにきて、彼は4度の優勝を含む16シーズンを過ごしたスパーズから引退する意志を固めつつあると、情報筋が伝えている。現在、ポポビッチHCは、バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズで訪れたヨーロッパのベルグラードからサンアントニオへ向けて帰国の途についている。スパーズは、ジノビリが自身にとって17年目のシーズンも現役続行することを望んでおり、彼が決断を下すまで辛抱強く待つつもりのようだ。ジノビリは、スパーズとの間に1年250万ドル(約2億8000万円)の契約を残している。」 San Antonio Express-Newsのトム・オズボーン記者が、ジノビリの兄弟を直撃した内容を以下のようにリポートしている。 「先週、ジノビリの兄のセポ・ジノビリに話を聞いたところ、マヌは現役続行か否かについてまだ決めていないが、今週中に進退を発表する可能性があるそうだ。この夏、ジノビリは妻と3人の子供と共にワシントンD.C.、パシフィック・ノースウェスト、バンクーバーといった地域を旅行したそうだ。」 今オフ、スパーズはカワイ・レナードとダニー・グリーンをトレードで失い、トニー・パーカーとカイル・アンダーソンをフリーエージェントで放出した。 ジノビリはサンアントニオの人気者であり、最も成功した外国人選手の1人でもある。彼は、これまでにユーロリーグMVP、オリンピック金メダル(アルゼンチン代表)、2度のNBAオールスター出場といった輝かしい経歴を誇っている。スパーズの選手としてレギュラーシーズンの1057試合とプレーオフの218試合に出場したジノビリは、出場試合数、総得点(14043得点)、総アシスト数(4001アシスト)、総スティール数(1392スティール)の各部門で球団の歴代記録の上位にランクインしている。 彼は、昨シーズン1試合平均20分間出場して平均8.9得点2.2リバウンド2.5アシストを記録した。 2018-19シーズンも契約を残しているジノビリだが、現地4月25日のインタビューで、彼は今後のキャリアについて以下のように語っていた。 「ここ2〜3シーズンはいつもそうしているのだが、シーズン終了後の2〜3ヶ月はリラックスして過ごして、引退するかどうか考えるようにしているんだ。シーズン中にも、自分のフィーリングを確かめるけれどね。だが、たぶん7月までは決断できないと思う。自分のフィーリングが見えてくるまで、少なくとも1ヶ月か2ヶ月はかかる。俺は決断を急ぐタイプじゃないし、プレーオフ敗退直後のような冷静じゃない時期に決断をするようなタイプでもないんだ。」

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