一時チームを離れていたダラス・マーベリックスのデニス・スミスJr.が、現地1月22日に行われるロサンゼルス・クリッパーズ戦で再びチームに合流することが明らかになった。 マーベリックスのリック・カーライルHC（ヘッドコーチ）は、声明文の中で「デニス・スミスJr.の再合流を発表できて嬉しく思う。今日、デニスと私は長時間に渡って話し合いをした。彼は、やる気に満ちてトレーニングに励んでいる」とコメントしている。 スミスJr.自身もチームを通じて以下のような声明文を発表している。 「チームに再び合流できることにワクワクしている。俺はやる気に満ちているし、練習の手応えも上々だった。チームから離れるのは辛いことだったが、再びコートに立ってチームの勝利に貢献できることを楽しみにしている。」 プロ入り2年目の今シーズン、スミスJr.は1試合平均12.6得点というまずまずの成績を残していたが、直近の5試合を何故か欠場していた。その間に、一部ではマーベリックスがスミスJr.のトレード先を探しているとの噂がささやかれていた。 実際、スミスJr.は、今シーズン加入したルーキーのルカ・ドンチッチの活躍に押されて、自らの役割が減少していることに不満を感じていたと、ESPNは報じている。昨シーズン、スミスJr.は1試合平均15.2得点を記録していた。 The Athleticのシャムス・シャラニア記者によると、カーライルHCは、実りの多い対話を経て、スミスJr.と心を一つにすることに成功したようだ。