アル・ホーフォードが膝を負傷

ボストン・セルティックスのアル・ホーフォードが抱えていた左膝の痛みの原因が膝蓋大腿痛症候群であることが判明した。この診断結果を受け、ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)は現地12月12日の朝の会見で「ホーフォードは来週の試合を全休することになるだろう」とコメントした。 ワシントン・ウィザーズ戦の試合当日の朝に行われた会見で、スティーブンスHCは以下のように話している。 「今朝、彼は少しだけ練習をしたんだ。あくまでも筋力を維持してコンディションを整えるための練習だけれどね。昨年マーカス・モリスが同様の怪我をした時も同じような手法を使ったので、彼は欠場中もコンディションを維持することができたんだ。」 ホーフォードは直近の6試合中4試合にしか出場していないが、この先しばらくの間また彼が欠場することで、チームに悪影響は出ないのだろうか? 自身が欠場することについて、ホーフォードは以下のようにコメントしている。 「怪我を抱えた状態で試合に出続けることの方が、チームにとっては迷惑だと判断した。俺は故障中でも試合に出たいと考えているが、チームが目指す大きな目標のために、今は休むべきだと判断したんだ。」 セルティックスはこれから4日間で3試合という過酷なスケジュールを控えているが、その後は3日間のオフが予定されている。このスケジュールのおかげで、ホーフォードはリハビリに1週間を費やしたとしても、僅か3試合の欠場だけで済む。 5度のオールスター出場歴を誇るホーフォードは、その間はリハビリに全力を尽くすことを既に心に決めているようだ。 「今は、大腿四頭筋と殿部の周辺や、膝の保護に役立つ筋肉、そして軟部組織といった部位を集中的に鍛えている。それらの部位を鍛えておけば、怪我から復帰する時に以前と変わらないパフォーマンスを発揮できるんだ。」 ホーフォードが欠場する予定の3試合は、アーロン・ベインズ、ダニエル・テイス、そして新人のロバート・ウィリアムズといった選手で先発センターの穴を埋めなくてはならない。 現地12月8日のシカゴ・ブルズ戦と同10日のニューオリンズ・ペリカンズ戦に先発したテイスは、2試合合計で54分間コートに立っており、その間にセルティックスは相手チームから合計45点のリードを奪っている。スティーブンスHCは、テイスが持ち前の技術力を生かして先発センターの座にすぐにフィットしたことを高く評価しているようだ。 「おそらく(ホーフォードとテイスの)バスの技術が似ていたのだろう。ダン(テイス)が先発センターになっても、我々はチームのプレースタイルに殆ど手を加える必要が無かった。ダニエルは正しい読みができるから、必要とあらばバックドア・カットをしたりキャッチ・アンド・シュートを打つことができる。彼の全てに満足しているよ。」 もちろん、ホーフォードが健康でいることがチームにとってはベストだが、テイスが先発センターとして通用し、十分に活躍できることが分かったのは朗報だ。テイス、ウィリアムス、ベインズの3人が、来週以降にホーフォードが復帰してからも上手く噛み合い続けることに期待したい。

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