FA振り返り:ホーネッツ編

今年のFA(フリーエージェント)市場は、多くのスーパースター級選手がチームを変更し、リーグ全体のパワーバランスを大きく変えることとなった。 ロサンゼルス・クリッパーズやブルックリン・ネッツのように、その恩恵を受けた球団もある一方で、間違った方向に多額の投資をしてしまった球団や、必要としていた選手を獲得する機会を逃してしまった球団も存在することを忘れてはならない。 今回は、「Bleacher Report」が纏めたレポートで、今オフの「負け組」というレッテルを貼られてしまったシャーロット・ホーネッツを紹介したい。 今夏のホーネッツは何を企んでいいるのか読めない動きをしていた。 ケンバ・ウォーカーにスーパーマックス契約の5年2億2100万ドル(約240億円)を提示できなかったことは、彼も理解しており、多少のディスカウントであれば受け入れる意思があると報じられていた。 しかし、マックス契約である1億9000万ドル(約206億円)をも遥かに下回る1億6000万ドル(約174億円)以上、1億7000万ドル(約184億円)未満のオファーをしていたとESPNのスティーブン・A・スミス記者が報じたから驚きだ。 これはもはや「どうぞ去ってください」と言っているようなものだろう。ケンバに対して失礼とも取れる契約額をオファーするぐらいなら、トレードデッドラインを前に、より高価な資産と交換した方がチームにとっては明らかに理に適っていた。オールスターに選出されるまでは、ウォーカーがスーパーマックス契約の対象となるかは分からなかったとはいえ、マックス契約が幾らかは以前から分かっていたはずだ。それを踏まえると、何故ホーネッツがこのような動きに出たか腑に落ちない。 また、ジェレミー・ランブに関しても同じことが言える。ウィングである彼は、特に過去2シーズンをホーネッツの優秀なシューターとして活躍してきたが、今夏のFAでインディアナ・ペイサーズと3年3150万ドル(約34億円)で契約。仮にウォーカー不在の場合に必要とされなかったとしても、何故ホーネッツはウォーカー同様に彼をトレードで他の資産と交換しなかったのだろうか。 そして、一番の謎はボストン・セルティックスとのウォーカーが絡んだサイン&トレードにより、3年5800万ドル(約63億円)の契約が残っているテリー・ロジアーを獲得したことだ。キャリア4シーズンを通して、30試合にスターティングで起用されたロジアーは、いずれもシュート成功率40%以下を記録している。 年間サラリーが約1000万ドルと少額であったランブを引き留めず、倍のサラリーを要するロジアーを獲得したことは一般的には理解しがたい。 来期になって見ないと分からないが、少なくとも「Bleacher Report」のザック・バックレイ記者は、今オフのホーネッツは迷走していると感じているようだ。それとも、球団オーナーであるマイケル・ジョーダンには何か他の思惑があるのだろうか。 スポヲタ:ビタラフ アドル

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