ロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンが、プレイヤーオプションとなっている3630万ドルの来季契約を破棄して無制限のフリーエージェントとなり、2年8150万ドルで再契約する見込みのようだ。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 関係者によると、新契約の2年目はプレイヤーオプションとなっているという。 今季ハーデンは平均22.8点、5.8リバウンド、8.7アシスト、1.5スティールを記録。『GeniusIQ』によると、リーグ最多となる129本のステップバックスリーを決めた。また、シーズンを通して1500点、500アシスト、100スティール、50ブロックを記録した今季唯一の選手でもある。 クリッパーズはこの契約により、1410万ドルの非課税ミッドレベル例外を利用できる。また、カワイ・レナードの契約も残り2年となっており、チームの中心である2人を同じタイムラインでキープできることとなった。 クリッパーズのバスケットボール運営担当社長を務めるローレンス・フランクは、先週ハーデンについて「彼は我々の最優先事項だ。ジェームズがここに長くいてくれることを心から願っている」と語っていた。 クリッパーズはレナードが2か月以上を欠場し、ポール・ジョージがフリーエージェントでフィラデルフィア・76ersに移籍したにもかかわらず、多くの予想を上回る50勝を記録。ハーデンはコート内外でリーダーシップを発揮し、チームの土台を築いたとフロントは評価している。