ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが、プレイヤーオプションとなっていた2025-26シーズンの契約（4300万ドル）を破棄し、3年1億1900万ドルの契約に合意したようだ。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 マーベリックスのフロントとアービングのエージェントは、アービングを長期的にチームに留めるための新たな契約について交渉したという。なお新契約は、契約最終年の2027-28シーズンがプレイヤーオプションとなっているようだ。 今回の交渉でフロントは、アービングのリーダーシップ、そしてアンソニー・デイビス、明日のNBAドラフト1位指名で獲得が確実視されているクーパー・フラッグ（デューク大学）とのコンビネーションを高く評価したようだ。 昨季アービングは平均24.7点、4.8リバウンド、4.6アシストを記録。しかし3月に左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負っている。2025-26シーズンの開幕には間に合わないものの、早ければ2026年1月には復帰できる可能性があるようだ。 なお、他チームのフロントは、負傷前のアービングであれば年5000～6000万ドル級の契約を結ぶと見ていたようだ。 今回の契約によって、マーベリックスは570万ドルのミッドレベル例外条項を行使すると予想されている。その枠のターゲットには、デニス・シュルーダー、ディアンジェロ・ラッセル、クリス・ポール、マルコム・ブログドンなどが含まれるという。