日本時間6月24日（現地23日）、インディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートンが自身のSNSを更新し、手術後に病室で撮影した自身の写真とともにメッセージをポストした。 優勝が懸かったNBAファイナル第7戦で右アキレス腱断裂という大怪我を負ったことについて、「ショックとしか言いようがない。言葉じゃこの失望感を表現できない」と吐露。そして怪我を負った足よりもメンタルの方が辛いと明かした。 それでも、「もっといい選手になれると信じている。また同じ状況になっても、何度でも繰り返す。この街（インディアナ）とチームのために戦うためなら。特別なことを成し遂げるチャンスのためなら」とチームやホームへの愛を語った。 また、以前同じアキレス腱断裂という大怪我を経験しているコービー・ブライアント（元ロサンゼルス・レイカーズ）の言葉を引用し、完全復活を誓った。 「ファンのみんな、本当にごめん。でも一緒に死ぬ気で戦って、必ずまたこの場所に戻って、この壁を乗り越えよう。みんなが僕を支えてくれることに疑いはないし、僕もみんなのために戦うと信じてほしい。コービーも同じ状況の時、こう言っていた。『アキレス腱断裂なんかより、もっと深刻な問題や課題が世の中にはたくさんある。落ち込んでいる暇があったら、良い面を見つけて、今までと変わらない信念と情熱を持ってひたすら努力しろ』って。本当にその通りだと思うよ。復活するために、できることは何でもやる」 最後に、「（アキレス腱断裂からの復活について）『経験しなきゃいけない』じゃなくて『経験させてもらえる』って思っている。これから先の道に感謝している。僕がどうやって復活するのか見ていて欲しい。最高のタイリース・ハリバートンに戻るから」と宣言。今季の活躍は目を見張るものがあったが、復帰後はさらに成長した姿が見られるかもしれない。