日本時間6月24日(現地23日)、インディアナ・ペイサーズはタイリース・ハリバートンが前日に行なわれたNBAファイナル2025第7戦で負った負傷について、MRI検査の結果、右アキレス腱断裂が確認されたと発表した。ハリバートンは24日(同23日)にニューヨークで手術を受ける予定だという。 復帰時期については明らかにされなかったが、『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者はハリバートンが2025-26シーズンのほとんどを欠場する見込みと報じている。 第5戦で右ふくらはぎを痛めていたハリバートンは、第7戦に先発出場。しかし第1クォーター残り4分55秒、ドリブルでゴールに向かおうとした際に負傷。相手との接触がない状況だったため、すぐに重傷が疑われた。ペイサーズのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、「チーム全体の心が沈んだ」と振り返った。 コートを去ったハリバートンは、ロッカールームで家族とともに試合を見届けたという。 今季のポストシーズン、ハリバートンは第6戦を終えた時点で、平均17.7点、プレイオフ最多の9.0アシスト、フィールドゴール成功率46%を記録していた。なお、合計197アシストは1シーズンのプレイオフにおける球団最多記録だった。 カーライルHCは、「彼はNBAの歴史の中で最も劇的なプレイオフの1つを演じた。誰も見たことのないようなことを成し遂げたんだ。彼はとても素晴らしい選手だが、常にチームのことを考えているのが彼の美しいところなんだ」と語っている。