サンダーがNBAファイナル第7戦を制し、移転後初の優勝

日本時間6月23日(現地22日)、NBAファイナル2025第7戦が行なわれ、オクラホマシティ・サンダーが103-91でインディアナ・ペイサーズを破り、2024-25シーズンの王者となった。サンダーはシアトル・スーパーソニックス時代の2008年にオクラホマシティへ移転後、初の優勝となる。 サンダーは2020-21シーズンに22勝、2021-22シーズンに24勝しか挙げられなかったが、直近の2シーズンはウェストの上位を争うまでに飛躍した。2023-24シーズンは56勝、そして今季は68勝を叩き出した。そして今回の優勝でサンダーはレギュラーシーズンとプレイオフ合わせて84勝を記録。これは1996-97シーズンのシカゴ・ブルズと並ぶ、リーグ史上3番目に多い勝利数である。 ペイサーズは第1クォーター残り4分55秒、それまで3本の3ポイントを沈めていたタイリース・ハリバートンが、ドリブルで攻め込む際に右下肢を負傷するというアクシデントに見舞われた。後にハリバートンの父ジョンが、右アキレス腱を負傷したと認めている。 このハプニングにもめげずペイサーズは粘り強く戦い、前半を48-47と1点リードで折り返した。しかし後半は、サンダーがペースを上げる。第3クォーターでペイサーズを34-20と圧倒すると、そのまま終盤まで大量リードを維持し続けた。最後、ペイサーズのアンドリュー・ネムハードの3ポイントなどで、残り2分を切って10点差まで迫られたものの、サンダーが逃げ切った。 29点、12アシストをマークしたシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以下SGA)は、「現実とは思えない。数えきれないほどの時間、数えきれないほどの瞬間、数えきれないほどの感情、数えきれないほどの疑念の夜、数えきれないほどの信念の夜。自分たちは努力した。優勝に値するチーム」と、優勝までの道のりを振り返った。 そのSGAはファイナルMVPに選出。シーズンMVPと優勝を同じシーズンに獲得したのは、2012-13シーズンのレブロン・ジェームズ(当時マイアミ・ヒート。現ロサンゼルス・レイカーズ)以来となる。 なお、サンダーのロスターには27歳以上の選手が2人しかおらず、1977年のポートランド・トレイルブレイザーズに次いで史上2番目に若い優勝チームとなった。

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