フェニックス・サンズは今季、レギュラーシーン36勝46敗とウェスタン・カンファレンス11位に終わり、プレイイン・トーナメント進出を逃した。失意のシーズンとなった中で、元NBA選手のデマーカス・カズンズ(元サクラメント・キングスほか)がサンズはシーズン中にロッカールームで選手によるいざこざがあったと証言。主軸のケビン・デュラントがこれに反論している。 サンズはデュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールを擁し、開幕10試合は8勝2敗と好スタートを切った。しかし、シーズンを追うごとに負けが混んでいき、勝負所の3月下旬には泥沼の8連敗。5シーズンぶりにプレーオフ進出を逃した。 元NBA選手のカズンズは米メディア『FanDuel』の番組『Run It Back』で、サンズはシーズン中にロッカールームで複数の殴り合いがあったと証言。これが波紋を呼び、2018-19シーズンのゴールデンステート・ウォリアーズでチームメイトだったデュラントはXで反論した。 「これには異議を唱えないといけない。馬鹿げている。今年はひどい出来だったけど、そんなこと(殴り合い)は一度もなかった。一度もね」 カズンズもX上で、「情報源は君のチームメイトの1人。別に君のことじゃない。この話は他の人のためにもうやめておこう」と言及。デュラントは「地球上の誰ともトラブルは起こしたくない。俺が言いたいのは、君の情報源は嘘をついているということだけだ」と指摘した。 サンズとの契約が1年残っているデュラントだが、すでにトレードの噂がヒートアップしている中で今オフ、チーム内に大きな動きはあるのだろうか。