ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムは今年5月、アキレス腱を断裂した右足の手術を受けた。約1か月が経過した中、リハビリも順調のようだ。今季共に戦ったチームメイトが最新の状況を明かしている。 テイタムは日本時間5月13日(現地12日)に行われたニューヨーク・ニックスとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第4戦、第4クォーター残り3分までに28本中16本のシュートを沈めて42点を記録していたが、ルーズボールを追った際に負傷。足に体重をかけられず、車椅子でロッカールームへと下がっていった。 セルティックスは翌5月14日(同13日)、テイタムが右アキレス腱断裂の負傷について、手術を受けたと発表。手術は無事成功したが、復帰時期は未定となっていた。 今季セルティックスでプレイし、今オフに無制限フリーエージェント(FA)になるトーリー・クレッグは6月10日(同9日)、インスタグラムでテイタムがリハビリ中に笑顔を見せる動画をアップしていたが、『CLNS Media Boston Sports Network』で最新の状況を語っている。 「JT(テイタム)はルーティンをこなせるようになってきた。常にトレーナーと一緒にリハビリをしている。時間が経てば楽になると思うけど、JTのような選手が倒れるのを見るのはいつも辛い」 クレッグはそう述べた上で、「彼の周りの雰囲気を明るくしようと努めている。あまり深刻になりすぎず、彼が笑ったり笑顔になったりできるように冗談を言ったりしている」と明かした。 「彼の回復を心待ちにしているし、彼が元気そうにしているのを見るのは嬉しい」 来季の開幕出遅れは必至だが、誰もがテイタムの復帰を待ち望んでいる。