ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、自身23年目のシーズンに向けてトレーニングキャンプに間に合うよう、左膝を治すことが最優先と語った。『AP通信』のインタビューに応じたジェームズは、今季のプレイオフ1回戦、ミネソタ・ティンバーウルブズとの第5戦で靭帯を捻挫した後、膝の調子は「良い」と感じていると明かしている。 「怪我、膝、そして身体の残りの部分をケアする時間がたくさんある。9月下旬にトレーニングキャンプが始まるまでに、可能な限り100%に近い状態にしたいと思っている」 最高のレベルでパフォーマンスを維持するためには、身体のメンテナンスが不可欠であることを強調するとともに、今なお日々のトレーニングにやりがいを感じ、競争への飢えは失っていないと語った。 また、家族の存在の重要さについても明かしている。「彼らは『パパ、夢を追い続けて。これはあなたの夢だから。あなたはいつも私たちのためにここにいてくれた』と言ってくれる。そのようなサポートがあると、とても楽な気持ちになれる」と、家族からの声掛けについて明かした。 来季の契約はプレイヤーオプションとなっているが、まだどのような決断を下すのか明らかにはしていない。近い将来の引退も囁かれるなか、本人も「いつ終わるのかを考える。人間の本能だ。今年がそうなのか? それとも来年なのか? でも具体的なタイムテーブルは決めていない。自分の身体と家族がどのように反応するかを見ているんだ」と、具体的なことは決めていないようだ。