デンバー・ナゲッツのラッセル・ウェストブルックは、2025-26シーズンの340万ドル(約4億9000万円)のプレイヤーオプションを破棄し、日本時間7月1日(現地時間6月30日)に無制限フリーエージェント(FA)になる予定だと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が伝えた。 2008年のドラフト全体4位指名でオクラホマシティ・サンダーに加入したウェストブルック。サンダーで11年を過ごしたのち、ヒューストン・ロケッツ、ワシントン・ウィザーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズと渡り歩き、今季からナゲッツの一員となった。 ナゲッツではレギュラーシーズン75試合に出場し、平均27.9分の出場で13.3得点、フィールドゴール成功率44.9%、4.9リバウンド、6.1アシストを記録した。スタメン起用36回は、2021-22シーズン以来最多だった。 キャリア通算1237試合(うち先発1075試合)で平均21.2得点、7.0リバウンド、8.0アシスト。通算トリプルダブル回数203回は歴代トップのほか、9925アシストは歴代8位、2万6205得点は同23位、2017年にはシーズンMVP、シーズン平均トリプルダブルも計4回達成しているが、まだリーグタイトルの獲得経験はない。 今年11月に37歳を迎える中、来シーズンのプレイヤーオプションを破棄。無制限FAになるというウェストブルック。5月に右手の複数の靭帯断裂を修復するために手術を受けたが、同時に骨折の治療も行っている。なお、今夏のオフシーズンにトレーニングを本格的に再開する予定となっている。