ジェイレン・ブランソンとジョシュ・ハートが、トム・シボドー前HCについて思いを明かす

ニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソンとジョシュ・ハートが、先日解任されたトム・シボドー前HC(ヘッドコーチ)についてコメントした。2人はポッドキャスト番組『Roommates Show』で、それぞれ感謝を述べている。 ハートは、「ティブス(シボドーの愛称)に敬意を表したい。彼は僕を今のような選手に育ててくれた。キャリア初期は不安定だったけど、このリーグで選手として、スターターとして成長する機会を彼は与えてくれた。彼にはずっと感謝し続ける。NBAではコート上だけでなく、コート外でも人間関係が築かれる。だからコーチの交代はいつだって辛いよ」とコメントした。 ブランソンはシボドー前HCと非常に親しく、父リックもシボドー前HCのアシスタントとして、シカゴ・ブルズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、そしてニックスと、長らく苦楽を共にしてきた。そうした背景もあって、ニックスがカンファレンス決勝第6戦でインディアナ・ペイサーズに敗れた際、シボドー前HCの指導力について会見で問われると、指揮官を擁護していた。 そして今回の番組でも、シボドー前HCが自身のキャリアにもたらしたものを語った。 「僕にとっては初めてのコーチ解任だ。彼とは自分が生まれた時から知り合いだけれど、8年生の時にシカゴに引っ越した時のこと、彼との会話などを覚えている。彼のおかげで自分がNBAオールスターとオールNBAチームにそれぞれ2度選ばれるまでになった。彼が個人的にしてくれたことには、とても感謝している」 「彼は僕を信頼してくれていた。もっと成長させようと後押ししてくれるのは素晴らしいことだよ。ティブスが僕のキャリアのためにしてくれたことに、とても感謝している。彼が僕自身と僕のキャリアにもたらした意味について、言葉では言い尽くせない」 なお、ハートにとってシボドー前HCは、8年のキャリアで6人目の指揮官だったという。幾度もコーチ交代を経験しているハートは、「NBAのコーチという職業は厳しい。期待通りにならないと常に変化が起こる。今回の件は辛かった。彼と彼のニューヨークでの時間には賞賛しかないはずだ」と、コーチ業の難しさを語った。 2019-20シーズンからニックスを率いたシボドー前HCは、在籍した5シーズンでレギュラーシーズン通算226勝174敗、プレイオフ通算24勝23敗の戦績を残した。就任当初は決して今のような結果を残していなかったが、時間をかけて勝てるチームを作り上げたのだ。そうした実績をハートは高く評価すべきだと語った。 「ニックスが弱小だった頃に仕事を引き受けた。当時チームは20勝しかしていなかった。彼は5年間その仕事に就き、4度プレイオフに進出し、25年ぶりにイーストのカンファレンス決勝に導いた。彼はニックスのバスケットボールをリーグのトップレベルに戻すのに貢献したんだ。彼が築き上げた基盤は高く評価されるべきだよ」

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