「NBAファイナルの調子が決まる」 サンダー、1979年以来の優勝へ1週間の休息はどう転ぶか

オクラホマシティ・サンダーは、日本時間5月29日(現地28日)に行われたミネソタ・ティンバーウルブズとのプレイオフ・カンファレンス決勝第5戦に124-94で勝利し、シリーズ4勝1敗で2012年以来となるNBAファイナル進出を決めた。6月6日(同5日)からNBAファイナルが始まる中で、『AP通信』のクリフ・ブラント記者はこの1週間の休みがサンダーにとってどう転ぶかを占っている。 今季のシーズンMVPに輝いたシェイ・ギルジャス・アレクサンダーを擁し、レギュラーシーズンで68勝(14敗)を挙げてリーグ最高勝率を記録したサンダーは、ウェスタン・カンファレンスの第1シードでプレイオフへ。1回戦でメンフィス・グリズリーズを4連勝で破ると、続くカンファレンス準決勝ではデンバー・ナゲッツと死闘を繰り広げた末に4勝3敗でシリーズに勝利。カンファレンス決勝でもミネソタ・ティンバーウルブズを4勝1敗で下し、2012年以来のNBAファイナルへと駒を進めた。 サンダーは6月6日(同5日)から始まる頂上決戦で、ニューヨーク・ニックス対インディアナ・ペイサーズの勝者と対戦する。シリーズ開幕まで1週間空く中で、ブラント記者は「サンダーがこの期間をどう過ごすかで、NBAファイナルの調子が決まるかもしれない」と展望している。 マーク・デイグノートHC(ヘッドコーチ)は、「彼らはプロ意識が高く、一貫してプロフェッショナルだ。人格者であり、信じられないほど競争心が強い。一貫して仕事に打ち込んでいるし、何よりもみんなチーム第一主義だ」と選手たちに信頼を寄せている。 昨季は、プレイオフ1回戦でニューオーリンズ・ペリカンズを4連勝で退けたのち、8日間空けて行われたカンファレンス準決勝第1戦では、ホームでダラス・マーベリックスを117-95で破ったが、最終的にシリーズは2勝4敗で敗退している。 今季もグリズリーズとのプレイオフ1回戦後に次戦まで9日間あり、デイグノートHCは選手たちに休養を多く与えた。チームの焦点は対戦相手よりも、チームの課題を微調整することに置かれていたのだ。デイグノートHCは「基礎の強化」として、トランジションディフェンス、個々のディフェンス、ヘルプディフェンス、コミュニケーション、クローズアウト、リバウンドなどをポイントに挙げていた。 シアトル・スーパーソニックス時代だった1979年以来となるリーグ優勝に向けて、サンダーは一丸となってNBAファイナルに臨む。

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